『パリ・ルーヴル美術館の秘密』は、豪奢な美術品・芸術品だけではなくルーヴルを生きたものとさせるスタッフが主人公。学芸員や美術品を設置する人、電気工事をする人、金メッキ師、大理石職人、清掃員、案内係、資料係、写真家、庭師、音響学者、物理・科学者、調理人、修復・補修する人、管理人、消防士、50人以上の管理責任者…。画面に次々とルーヴルを陰で支える人々が映し出されていく。 その数ざっと1200人！ 見る者は、その多様な職種とそれにかかわる入念な仕事ぶりに驚かされ、作品をめぐって行われる学芸員の熱いトークバトルや真新しいイヴ・サンローランの制服に心躍らせる係員などといった魅力あふれるスタッフたちの様子に、知らず知らずのうちに引き込まれていく。これら多種多様な人々が、ルーヴルの壮大な物語をかたちづくっているのだ。 〈監督〉ニコラ・フィリベール　NICOLAS PHILIBERT 1951年ナンシー生まれ。グルノーブル大学で哲学を専攻する。'73年から'76年にかけてルネ・アリオ、アラン・タネール、クロード・ゴレッタなどの助監督を務め、27歳のときに撮った『巨匠の夢』でドキュメンタリー作家としてデビュー。その後、自然や人物を題材にしたドキュメンタリーを次々に製作。世界各国で25を超える賞を獲得した。『ぼくの好きな先生』（'02）では、フランス批評家連盟が選ぶ最高賞のルイ・デリュック賞とセザール（仏アカデミー）賞の編集賞をダブル受賞する快挙を成し遂げた。 今最も注目を集めるドキュメンタリー作家である。 イベント内容 日程 ： 第 1 回　2007 年2月23日（金）　18:30－20:00 第 2 回　2007 年2月24日（土）　15:00－16:30 参加費 ： 1,000 円（税込） 定員 ： 各30 名（お申込先着順／定員になり次第締め切らせていただきます） 会場 ： ルーヴル- DNP ミュージアムラボ［シアター］ 主催 ： ルーヴル- DNP ミュージアムラボ 受付開始 ： 各回上映開始時間の30分前より お申込方法 ： 参加をご希望の方は、webサイト又は、お電話にてご予約ください。詳細情報をご確認の上、参加費は事前のお支払いをお願いしております。     ＊web サイトからのお申し込みをされる場合は、クレジット決済、もしくは銀行振込をご利用いただけます。 お電話でのお申し込みの場合は、銀行振込にてお支払いをお願いいたします。