《聖母子と聖カテリナと羊飼い》 通称《うさぎの聖母》
1525-1530年頃
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
ピェーヴェ・ディ・カドーレ1488/1490年―ヴェネツィア、1576年
パリ、ルーヴル美術館蔵 |
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ルーヴル - DNP ミュージアムラボの第3回展では、ティツィアーノの代表作、《うさぎの聖母》が日本初公開で登場します。今回のミュージアムラボの体験は、ルーヴル美術館学芸員のジャン・アベールが語る《うさぎの聖母》の物語にそって進行します。16世紀、作品が生まれた当時、ヴェネツィアの人々がその作品を目の前にしたときに抱いた印象、感情、感覚を体感し、同じ視線で作品を見つめます。作品の中に入っていくような感覚を生み出す視覚・聴覚装置が、当時の空気に包みこむような空間を実現。美しい自然描写の中に隠れる聖母子像が織りなす「聖なる詩情」の魅力が、少しずつ解き明かされていきます。 |