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美術作品を鑑賞することは、私たちに感動や喜び、さまざまな“気づき”をもたらしてくれます。
ルーヴル – DNP ミュージアムラボは、多様な技術や手法を活用しながら、より一層豊かな視点を持って美術鑑賞を楽しんでいただくためのプロジェクトです。
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ミュージアムラボは、パリ・ルーヴル美術館とDNP大日本印刷による共同プロジェクトとして2006年に活動をスタートしました。
活動の中心となる東京・五反田の専用スペースでは、独自の観点と技術で開発されたマルチメディアコンテンツを使って多様な切り口からルーヴル美術館の作品をじっくり鑑賞する、ユニークな展示を開催しています。
このほか、ワークショップやインターネットなど、さまざまなアプローチ方法による作品の「見かたが変わる」体験を通して、作品の見えかたそのものが変わっていくことの楽しさや驚きを実感していただきます。
ミュージアムラボは2010年から第2期として、作品の「見えかたが変わる」楽しさをより多くの方に広げるために、活動の幅を発展させています。
東京で開発されたコンテンツの一部を、順次パリのルーヴル美術館にも導入し、世界中から訪れる来館者にミュージアムラボの体験を提供していきます。
さらに、国内外の美術館や博物館、教育機関において、プロジェクトの成果を活用しやすくするための環境整備を活動の視野に置き、ミュージアムラボの枠を超えて、人々と作品の出会いに貢献していきたいと考えています。
ミュージアムラボの原点は、作品と観客との間をつなぐものすべてを“メディアシオン(媒介)”ととらえ、美術館における作品と人の関係の最適な方法を探究してきたルーヴル美術館の考え方にあります。
DNPもまた、多様な文化・価値観を認め合う社会の実現を願い、ビジネス・文化活動の両面から生活者のための新しいコミュニケーションの具現化に貢献してきました。
ルーヴル、DNP双方の、人と作品がつながることで広がる可能性への共感が、ミュージアムラボが願う美術鑑賞の出発点となっています。
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