ルーヴル - DNP ミュージアムラボのマルチメディアディスプレイの一部は、順次パリのルーヴル美術館にも設置され、実際の美術館の空間の中で、世界中から訪れる観客に、デジタル技術の可能性を生かした美術鑑賞を提供しています。2011年6月の工芸品部門を皮切りに、2012 年には古代エジプト美術部門、2013年には絵画部門、そして2014年には古代ギリシア・エトルリア・ローマ部門の常設展示室に設置されました。
東京、そしてパリでの取り組みが、他の美術館や博物館、教育機関での多様な実践にも生かされ、作品の「見かたが変わる、見えかたが変わる」機会が、一層豊かに拓かれていくことに貢献できればと願っています。
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