第2回展展示内容　コンテンツ紹介｜展示内容｜Louvre

■	ルーヴル美術館の研究員をはじめ、フランス語、日本語、英語を母国語とする古代ギリシア美術の専門家が語りかけるようにルート案内します。
■	作品の解説だけでなく、展示の方法や順路の案内もすべて音声でガイドします。
■	すべての音声ガイダンスのテキストは、コンテンツの画像とともにWEBサイトでチェックできます。

作品の目の前に置かれたディスプレイで、3DCGを使いリアルに再現したタナグラを拡大したり、縦横の軸を中心に思いのままに回したり、バーチャルな作品を手にとっているかのような感覚を楽しんでいただけます。

インタラクティブ・ディスプレイを使って、小像の様式を分析します。小像の空間の中の位置づけや衣服と女性の体の表現の関係を解析しながら、古代ギリシア彫刻の変遷におけるタナグラの重要性を学んでいきます。

優美な姿で私たちを魅了するタナグラは単なる装飾品として作られたものではありません。通過儀礼を承認するという重要な役割があったようです。このステップではタナグラに秘められた意味を、壺の装飾や彫像との比較も交えて読み解いていきます。

タナグラを生んだ古代ギリシア文明の特色と、文明伝播の広がりを、次々と映し出される地図と重ね合わせて見ていただきます。

タッチパネルディスプレイを操作しながら、まるで考古学者になったかのように、1体のテラコッタ小像と他の埋葬品を“発見”しつつ、その背景を紹介するコンテンツを楽しんでいただきます。

このディスプレイでは、古代ギリシア時代のタナグラ職人の小像制作技法をバーチャルで体験し、自分だけのタナグラを作っていただけます。完成したタナグラの画像は、ご帰宅後web上で閲覧することも可能。また、ご希望の方は、受付でプリントアウトしてお持ち帰りいただけます。

芸術家たちのインスピレーションの源となり、19世紀パリで大きなセンセーションを巻き起こしたタナグラ。世界最高水準の超高精彩映像で19世紀のタナグラブームを描いた静止画シネマ番組を楽しんでいただきます。


		会場で作ったMyタナグラ画像をその場でICタグチケットを使って登録すると、お帰りの際、プリントアウトしてお持ち帰りできます。登録画像はwebサイトでもご覧いただけるので、他の観覧者が作ったタナグラと比べて楽しむことも。ミュージアムラボのwebサイトは、ICタグチケットによって会場での体験と連動。ICタグチケットの番号を入力すると、ディスプレイ・コンテンツの画像と音声ガイダンスのテキストが、チェックできます。